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毎日、泥縄生活。
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あの夏、白いワンピース。

草原の中で子供のころと俺と白い服を着た2、3才年上の女の子と遊んでいました。すると突然戦闘機が襲ってきて、驚きのあまり呆然とする俺を女の子は「こっち!」といって手を引いて逃げ、草の茂みにその女の子と一緒に隠れていました。しかしなぜか俺は「この子といると撃たれる!」と思い、女の子を押し倒してそのまま逃げました。
・・・・ふと、振り返ると鋭い銃撃音と飛び散る血しぶきが見えた・・・



って言う夢を二週間前に見たんですよ。
自分でもいったいこれは何だ?って思っていると急に昨日思い出しましたよ。
似たような小説を小学生のときに読んだと。



たぶん5、6年生のときに国語の教科書に載ってたと思うんですけどその内容が、




戦時中、子供のころの主人公は今住んでいる場所がいつ空襲にあうかわからない、危険だ、ということで田舎に疎開されました。
しかし主人公は内気で気が弱く、疎開先では友達ができず、いぢめられていました。


そんな中、主人公を守り、遊んでくれたのが近所に住んでいる2、3才年上の女の子、Sさんでした。相手が女の子ということで主人公も心を開いていきました。



そしてあるときいつものように主人公はSさんと近くの土手で遊んでいました。
Sさんは今日は誕生日ということで白いワンピースを着ていました。






すると突然、戦闘機が迫ってきました。





恐怖に駆られた主人公は一番目立つ土手の道に呆然と立っているとSさんが
「こっち!」と手をとり、土手下の草むらに逃げ、茂みに一緒に隠れました。


「大丈夫・・・大丈夫だから・・・」と言って主人公を匿うSさん。


その言葉もあってか主人公も「この茂みの中でじっとしていれば大丈夫だ。」と
冷静さを取り戻していきました。


しかし・・・主人公が冷静になっていくと、疎開する前に兵隊のおじさんが「空襲されたときは白いものの近くによったりしてはだめだ。白いものを身につけていたらすぐはずすんだ。飛行機から見たら白い物は一番目立つからな。」と言っていたことを思い出しました。



「大丈夫だからね・・・」と僕を覆うように匿っている白いワンピースを着たSさん・・・・



怖くなった主人公はSさんの腕を振りほどこうとするが「だめ!動いちゃ!」と制するSさん。



いよいよ切羽詰った主人公は「お姉ちゃんと一緒にいると撃たれちゃうじゃないか!!」といい力任せにSさんを押し倒し、その場から逃げました。




その主人公の逃げて少ししてからSさんとうずくまっていた場所から銃声が聞こえました・・・・・


これを小学生5、6年生のときにだよ。


しかもまだこの話、こんなもんじゃ終わりません。




長いのでまた今度。



                   古酢藻ヤマ次郎




















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HN:
古酢藻ヤマ次郎&貧弱ピロシャ
性別:
男性
職業:
片方は学生。
趣味:
サボり
自己紹介:
古酢藻ヤマ次郎と貧弱ピロシャは
別人格、っていうか別人です。
九月十二日、あの雨の日から二年たちました。

泥沼というのはもがけばもがくほど深みに嵌っていくんだと、二年目で悟りました。

後、ツイッター始めました。ブログより更新早いかも。
http://twitter.com/kosumoyamaziro
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